国産よしずが出来るまで
栃木県の渡良瀬遊水地。約半分1500haもの面積を占めるヨシ原は本州で最大級のヨシ原と言われています。よしずの材料のヨシは水湿地に自生するイネ科の多年草で、アシやハマオギとも呼ばれています。国産よしずに使われるヨシは節が長くてしなやかなオンナヨシが使われます。この素性のよいヨシの皮をむいてから機械を使って編んでいきます。(編むのは機械ですが、微調整、仕上等、基本的には手作業でしかできないので付っきりで作業しても1日にできるのは10枚前後です)
いいヨシを育てたり、害虫を駆除するために、毎年3月にヨシ焼をします。渡良瀬遊水地のヨシ原約1500haすべてを1日で焼いてしまいます。よしずをつくる分刈り取ったあと焼いて、またいいヨシを待ちます。自然にちょっと人間の知恵を加えて、またいいヨシが生えるのをまつのです。平成20年は3月16日です。
刈り取られた葦はこうしてストック乾燥して、最高の状態になるのを待って、編む順番を待ちます。写真でご紹介できるのはほんの一部ですが、ほんとすごい量のヨシです。
葦の穂先と元口をひとつづつ互い違いに編みこんでいきます。
1本1本、丁寧に編みこまれてゆきます。
よしずのかたちになってきました。まもなく完成です。
最後の仕上は縄を手でしっかりと結んで完成です。1本1本ひもでしばって出荷を待ちます。
はい、出来上がり。